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セアカゴケグモに関する情報 |
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セアカゴケグモ:四国で初捕獲−−坂出・番の州 /香川 10月1日17時1分配信 毎日新聞 外来生物法で特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」とみられるクモが、坂出市番の州で四国で初めて捕獲されたと県が発表した。かまれると針で刺されたような痛みを感じ、はれなどの症状が出て、悪化すると腹痛やけいれんを起こすこともあるため、注意を呼びかけている。 県は30日、職員ら2人が発見現場に行き、確認調査などをした。周辺を約1時間調べたが、セアカゴケグモは見つからなかった。 県みどり保全課によると、16日に同市番の州のコスモ石油坂出製油所の従業員がクモ4匹を見つけて捕獲。29日にも2匹捕まえ、1匹を県中讃保健福祉事務所に持ち込んだ。同事務所が環境省中国四国地方環境事務所に写真を送って確認した。 セアカゴケグモは、熱帯から亜熱帯に生息。かむのはメスで、メスの成体は全長約1〜1・5センチ。腹部の背に赤色の模様があるのが特徴という。95年に大阪府高石市で初めて発見されて以来、国内各地で見つかっている。【吉田卓矢】 10月1日朝刊 セアカゴケグモ発見現場を確認/坂出で県など 2009/10/01 09:48 特定外来生物に指定されている毒グモ「セアカゴケグモ」が四国で初めて香川県坂出市番の州緑町のコスモ石油坂出製油所で発見されたことを受け、県や市などは30日、発見現場の状況を確認した。新しい個体は見つからず、予定していた駆除作業は行わなかった。 現場確認は、県みどり保全課や市保健課、同社の社員ら約10人で実施した。県の説明で、第一発見日が報道発表した25日ではなく16日だったとの訂正があり、16、29日にそれぞれクモが発見された場所を確かめた。 発見場所は、設備検査中の石油貯蔵タンク(高さ約25メートル、直径約33メートル)1基の外周部分と、車道側溝(深さ約50センチ)の計2カ所。ともに日陰の部分で見つかったという。セアカゴケグモのものとみられる卵も側溝で発見されており、関係者らは各場所の状況以外に、周辺で生息していないかも注意深く確認した。 県や市は今後、ほかの場所で見つけた場合でも素手では触らないよう、ホームページなどで一般住民らに呼びかけていく予定。 (四国新聞社) |